【食物経口負荷試験】卵・乳製品の食物アレルギーでも少しづつ食べれるように!
こんにちは!
子どもが食物アレルギーだと食事に手間がかかりますね。
うちの子も、生後6ヶ月でアナフィラキシーショックになり、
血液検査で卵と乳製品の食物アレルギーがあることがわかりました。
それから、2年半近くの間、
1ヶ月~2ヶ月に一度、【食物経口負荷試】を受けました。
5歳になる今では、生卵、牛乳とチーズ以外は普通に食べています。
そんな【食物経口負荷試】についての経験をまとめてみました!
目次
食物経口負荷試験
【食物経口負荷試験】とは、
食物アレルギーを持つ子が、その食材を含む食品を少量づつ摂取し、
成長とともに耐性がついているか、食べても大丈夫なのかを
診察とあわせて診断するテストです。
食物経口負荷試験とは、アレルギーが確定しているもしくは疑われる食品を単回または複数回に分割して摂取させ、誘発症状の有無を確認する検査である。食物アレルギーの確定診断、安全に食べられる量の確認および耐性獲得しているかどうかを確認する目的で行なう。※出典:食物アレルギー診療ガイドライン2016ダイジェスト版
食物経口負荷試験の流れ
※診察する医療機関によって、多少異なることがあります。
お近くの診察する医療機関に確認をとることをおすすめします!
うちの子のケースの場合、大きく分けてこの5つでした。
✔その日のテストする食品の摂取量を決める
✔指定された時間に沿って摂取
✔テスト後に再度診察
✔次回までの摂取するものの相談など
診察
まずその日に食物経口負荷試験を受けても大丈夫か、
健康状態などを診察します。
その日に食物経口負荷試験が難しいと診察されれば
食物経口負荷試験は延期されます。
その日のテストする食品の摂取量を決める
事前に決められた食品の
食物経口負荷試験で摂取する量を決めます。
以前に食物経口負荷試験で摂取したことのある食材なら
それを考慮して、今回の量を決めます。
前回とくに問題がなければ、その食物アレルギーの
対象の食材の量が増えた目安となるようです。
指定された時間に沿って摂取
指定された時間に沿って摂取して
食物経口負荷試験を進めていきます。
↓
またひと口食べて15分経過をみる
↓
最後にひと口食べて30分経過をみる
それぞれの経過時間で、アレルギー反応が出れば、
食物経口負荷試験は中断し、診察してもらいます。
症状によって、対処されます。
うちの次男は、アナフィラキシーショックになった
ヨーグルトでの食物経口負荷試験で、顔に赤いポツポツが出て
食物経口負荷試験は中断されました。
その後、ひどくならないか経過をみるため、
しばらく小児科で時間を過ごしました。
テスト後に再度診察
食物経口負荷試験が終わると、再度診察してもらいます。
手足や背中など、アレルギー反応が出ていないかも診てもらいます。
次回までの摂取するものの相談など
特に問題がなければ、次回の食物経口負荷試験の食品を決めたり、
今回、問題のなかった食材の家で摂取できる量を相談します。
卵・乳製品の食物アレルギーでも少しづつ食べれるように!
生後6ヶ月でアナフィラキシーショックとなってから、
1ヶ月~2ヶ月に一度、【食物経口負荷試】を受けていました。
コロッケやハンバーグ、ヨーグルトやゆで卵など
【食物経口負荷試】を繰り返してきました。
そして、5歳になる今では、生卵、牛乳とチーズ以外は普通に食べています。
正直、通うのも大変でした。
家での食事も大変でした。
ですが、少しづつムリなく食べられるものが増え
ヨーグルトも食べられるようになりました!
食物アレルギーは、血液検査の数値だけでなく
【食物経口負荷試】も合わせて受けることをおすすめします!
個人差もあり、どの年齢で大丈夫かなどは言い切れませんが
成長とともに少しづつムリなく食べられるものが増えると良いですね!