【大阪小6女児誘拐事件】監禁状態??なぜ犯人は誘拐したのか?最新情報まとめ!
SNSで簡単に知らない人とつながってしまう。
手軽にネットで情報を手に入れられる便利な社会となりました。
その手軽で便利な反面、子育てしていると不安にもなります。
今回、11月17日から大阪市住吉区の自宅から
行方不明になった小6の女の子。
無事に発見保護されたのは栃木の小山市でした。
【大阪小6女児】なぜ行方不明に??住吉区は不審者情報も?!スマホや所持金1,000円でどこへ??
どういった経緯で、どういうやり取りで
容疑者とつながってしまったのか、とても気になってしまいます。
【大阪小6女児誘拐事件】として、まとめてみました。
目次
【大阪小6女児誘拐事件】最新情報
行方不明となっていた小学6年生の女の子が
11月23日、栃木県内の交番でで無事に発見保護され、
また、別の女の子も無事に発見保護されました!
未成年者誘拐の疑いで、栃木県小山市の
職業不詳伊藤仁士容疑者(35)が逮捕されました!
現在の捜査で明らかになった内容をまとめてみました!
車で探していた!※11月27日追記
今回、小6の女の子は11月23日午前、
伊藤容疑者と別の女の子が寝ている隙に逃げ出しました。
3時間以上も雨の中、靴を履かずに靴下で歩き回りました。
実は、その女の子が逃げている中、
伊藤容疑者は、車でこの女の子を探し回っていたとのことです!
警察によりますと、女の子は11月23日午前、伊藤容疑者が寝ている隙に逃げ出し、3時間半後に交番で保護されました。その後、伊藤容疑者が自宅から車に乗って出て来た所を、張り込んでいた捜査員が見付けて、しばらく追跡して身柄を確保しました。その際、伊藤容疑者は「女の子がいなくなったのに気付き車で捜した」と話していたということです。※出典:Yahooニュース
怖い・・。
これは、かなり危ない状況だったといえますよね。
もし、警察へたどり着くまでに伊藤容疑者に見つかっていたらと思うと怖すぎます。
本当に無事に保護されて良かったです!
小6女の子の靴やリュックは処分?
栃木県小山市の伊藤仁士容疑者は、大阪市の小学6年の女の子を誘拐したうえ、自宅に監禁した疑いで25日に送検された。伊藤容疑者は、女の子からスマートフォンや靴を取り上げ、逃げられない状態にしていたとみられる。
警察は、二日にわたり、伊藤容疑者の自宅を捜索し、これまでに女の子のスマートフォンは見つかっていたが、靴やリュックサックは見つからなかったことが新たに分かった。処分された可能性があるという。
※出典:Yahooニュース
スマートフォンや靴を取り上げ、逃げられない状態にされてたとなると、
この女の子にとって、とても怖かったと思います。
小6女の子とはSNSのダイレクトメッセージで
この事件で、女の子が伊藤容疑者とやり取りをしていたSNSはツイッターだったことが捜査関係者への取材で分かりました。
最初にやり取りが始まったのは今月10日ごろで、ツイッターの「ダイレクトメッセージ」と呼ばれる利用者どうしが非公開で会話できる機能を使っていたということです。
※出典:NHK NEWS WEB
この女の子がTwitterアカウントを持っていました。
Twitterでの他人に見られないダイレクトメッセージでのやり取り。
母親は、まさか自分の子どもがTwitterで
誘拐につながるようなやり取りをしていたとは思わなかったのではないでしょうか。
無事保護されるまでの生活
女の子は保護されるまでの6日間、伊藤容疑者の自宅でどのような生活を送っていたのでしょうか。捜査関係者によりますと、女の子は1階の和室で別の15歳の女の子と寝泊りをしていて、食事は1日に1回ほど、風呂は2日に1回ほどだったということです。また、女の子は伊藤容疑者からスマートフォンを取り上げられていて、家宅捜索ではSIMカードが抜かれた状態のスマートフォンが見つかっています。一方で、女の子はパソコンに触れることができる環境にあったということで、女の子は自らが捜索されていることを分かっていたということです。※出典:MBS
1日1食、お風呂は2日に1回。
ただでさえ、見知らぬ土地で知らない家での生活。
不安でしかなかったと思います。
鉄砲の弾をみせて支配
女の子は警察に対し、「鉄砲の弾のようなものを見せられて怖かった」
などと話しているとのことです。
恐怖を与えることで逃げないように支配したかったのでしょうか。
監禁状態??なぜ犯人は誘拐したのか?
行方不明となっていた小学6年生の女の子が
11月23日、栃木県内の交番でで無事に発見保護され、
また、別の女の子も無事に発見保護されました!
未成年者誘拐の疑いで、栃木県小山市の
職業不詳伊藤仁士容疑者(35)が逮捕されました!
今回、別の中学生の女の子も保護されました。
なぜ、監禁したのでしょうか?
正しいことをした
大阪市の小学6年女児誘拐事件で、伊藤仁士容疑者(35)が、逮捕前の調べに「会員制交流サイト(SNS)で助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」との趣旨の説明をしていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。※出典:Livedoorニュース
「会員制交流サイト(SNS)で助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」
と話しているとのことです。
伊藤仁士容疑者はどんな人物
未成年者誘拐の疑いで、栃木県小山市の
職業不詳伊藤仁士容疑者(35)が逮捕されました!
どんな人物だったのでしょうか。
「世間話でニュースの話をしたときに、世界情勢について語っていたのを覚えています。『なんで日本がこうなっているのか。世界の情勢が、イラクや中東とかが間違っている。世の中は矛盾している』と話していました。休み時間は本を読んでいた。小説。タイトルはわからない。中学生の時に男子数人に虐められてる女子を助けたことがあるとも言っていました。でも、その女子から『余計なことをしないで』と言われたのだそうです。優しい子だったんですが……」
正義感が強く、真面目で優しい青年だったという伊藤容疑者。30代半ばの大人になった今、なぜ未成年誘拐に手を染めてしまったのだろうか。※出典:文春オンライン
正義感が強く、真面目で優しい青年
どうしてこんな事件となってしまったのでしょうか。
小6女の子家庭環境
今回、大阪市住吉区の住宅から行方不明になった
小6の女の子の家族構成はこちらです。
姉(18)
兄(14)
本人(12)
女の子が行方不明になり、父親からは久しぶりに連絡があったようです。
とても心配していたとのことです。
両親は離婚し、母子家庭だったようです。
となると、母親一人で家族を支える生活。
行方不明になった当日も、朝食後に仮眠をとっています。
毎日が忙しく、とても疲れていたのかもしれません。
また、小6の女の子は
勉強ができなくて学校に行きたくない
と周囲に話していたようです。
そんな心の隙に、容疑者からのやり取りが
今回の事件につながってしまったのかもしれません。
別の中学生の女の子が残したメモ
行方不明となっていた小学6年生の女の子が
11月23日、栃木県内の交番でで無事に発見保護され、
また、別の女の子も無事に発見保護されました!
この中学生の女の子は、今年の6月から行方不明となり
家族からは捜索願が出ていました。
その自宅には、伊藤容疑者の携帯番号が書かれたメモや
「しんどい」などと書いたメモを自宅の部屋に残していました。
大阪市の小6女児誘拐事件で逮捕された伊藤仁士容疑者宅で保護された茨城県の女子中学生(15)が6月に行方不明になった際、「しんどい」などと書いたメモを自宅の部屋に残していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。※出典:佐賀新聞
また、今回、中学生の女の子は、
小6の女の子と一緒にいた家では
監禁状態ではなかったと話しているとのことです。
茨城県警によりますと、女子中学生の自宅から伊藤容疑者の携帯電話の番号などが書かれた手書きのメモが見つかったため、ことし7月、捜査員4人が栃木県小山市の伊藤容疑者の自宅を訪れ任意で事情を聴きましたが、「心当たりはない」などと説明したということです。
この際、自宅の中も調べましたが、女子中学生の姿はなく手がかりも見つからなかったということです。
保護された女子中学生は警察に対し「監禁されていたような状況ではなく、見つからないように外出を控えていた」などと説明しているということです。※出典:NHK NEWS WEB
中学生の女の子は、家出願望があったのかもしれません。
そうした心の隙に、伊藤容疑者が誘い出したのかもしれません。
また今回の事件では、小6の女の子を誘うのに、
『しゃべり相手になってほしい。うちに来ない』と声をかけています。
府警によると、伊藤容疑者は11月10日ごろ、SNSで女児に「半年ぐらい前に来た女の子がいる。しゃべり相手になってほしい。うちに来ない」などと送信。同月17日、住吉区内の公園に誘い出し、女児を自宅まで連れ去ったとみられる。※出典:Yahooニュース
伊藤容疑者が「会員制交流サイト(SNS)で助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」
と話している理由の一つかもしれません。
ただ、助けてあげた、正しいことをした
は違うように思います。
いろいろ責任の所在は出てきますが、
家出を手助けするのではなく、現実とうまく向き合えるように諭すのが
本来の手助けではないでしょうか。
また、今回の小6の女の子も中学生の女の子も未成年です。
未成年者誘拐で犯罪となります。
未成年者誘拐
未成年者略取及び誘拐罪(刑法224条)拐取の対象が未成年であることが要件である(なお、本罪では民法753条の規定と異なり、婚姻と関係なく年齢によって未成年の区分がなされる。)。法定刑は3月以上7年以下の懲役。
誘拐(ゆうかい)とは欺罔、誘惑などの間接的な手段を用いて、相手方を従前の生活環境から離脱させ、自己又は第三者の支配下に置くことをいう。略取と誘拐とを併せて講学上「拐取」(かいしゅ)と呼ぶ。
前述の保護法益の観点から、未成年者についてはたとえ本人の同意があったとしても(監護者等の同意がなければ)本罪を構成しうる(福岡高裁判決昭和31年4月14日など)。
監護者等の同意があっても、客観的に未成年者等の自由や安全を明らかに阻害するなど、明らかに未成年者等の利益に反すると考えられる場合には、違法性を阻却せず犯罪が成立すると言う立場(学説)がある。監護者等の同意と未成年者本人の意思との関係性については、親権の濫用性に基づき判断されることになろう。
※以上、出典:ウキペディア
本人の同意があった場合でも監護者等の同意がなければ
未成年者誘拐の罪は成立するようです。
今回の栃木小山市の伊藤容疑者の自宅にいた
中学生の女の子も捜索願が出ていました。
どういった経緯で、どういうやり取りで
容疑者とつながってしまったのか、
今後の捜査でさらにわかってくると思います。