【小学校】外国語活動指導案 第3学年Let’s Try1 Unit1 Hello!あいさつをして友達になろう!#1


2020年から始まる新学習指導要領をふまえた

小学校外国語活動の内容です。

文部科学省の小学校外国語活動・外国語を参考にして、

英会話講師で子どもたちをみてきた経験をふまえて書いています。

学校の先生だけではなく、英会話教師の先生(『J-SHINE』取得したい方)、

また保護者の方にとって、これから2020年から始まる小学校外国語活動に良い形で参考になると嬉しいです。

今回は、第3学年Unit1 Hello!あいさつをして友達になろう!#1です。

この記事は見やすく分かりやすく修正した記事があります!

こちらもご覧いただけるとうれしいです!

 

また、第3学年Let’s Try1 Unit3How many?の内容で

ペットボトルのフタをつかったアクティビティ例を紹介しています。

もし、取り入れるようなら、早めにペットボトルのフタを

集めてもらうよう伝えておくと良いと思います!!




Unit1 Hello!あいさつをして友だちになろう!

単元目標

  • 世界には様々な言語があることを知り、挨拶や名前の良い方に慣れ親しむ。
  • 相手に伝わるように工夫しながら名前を言って挨拶を交わそうとする

1.単元のねらい

日本語でも挨拶は大事ですよね。ここでは、コミュニケーションの基礎基本である挨拶についての内容を学びます。小学3年生から初めて外国語(英語)を学び始める子供たちにとって、外国語(英語)は楽しい!という気持ちを持たせる事が大切です。楽しい体験を通して、無理なく進めていく事が重要だといえます。

2.新出語彙・語句例

Hello:こんにちは Hi:やあ Good bye:さようなら see you:またね friend:友達

  • Hello,I’m~.
  • Hi,I’m~.
  • Good bye.
  • See you.

Unit1 Hello!あいさつをして友だちになろう!#1

第1時 主題

『世界の色々な国の挨拶を知ろう!』

主な活動例

  • 世界の様々な言語の挨拶を知る。
  • 自分の名前を伝え、挨拶をする。

ねらいと評価のポイント

  • 世界には様ざまな言語があることに気づく。
  • “Hello(Hi),I’m~.””Good bye.””See you.”に表現を使って、挨拶や自己紹介をしようとしている。




アクティビティ例

アクティビティ例の紹介です。参考になると嬉しいです♫

1.Let’s Watch and Think!

9つの国旗カードを黒板に貼る。音声を聴かせ、聴こえた通りに発話させる。どこの国の挨拶か予想して発表させる。音声で挨拶を聴かせ、国を確認させる。デジタル教材を視聴させ、その国のイメージを持たせる。

2.♫BINGO♫Let’s sing “BINGO”

文字を見ながら”BINGO”の歌を歌う。”BINGO”の名前をALTやHLTの名前に変えて歌う。

3.あいさつビンゴ

ビンゴシートを配り、デモンストレーションをしながらルールを伝える。始めは練習も兼ねて、隣の生徒同士で行い、ルールを確認する。その後は、時間を決めて、時間内に教室内を自由に行き来して、出会った友達と挨拶をする。じゃんけんをして、勝った方から挨拶するなどゲーム要素を取り入れると良い。

4.自分の名刺を作ろう

児童は名刺サイズの用紙に自分の下の名前をローマ字(大文字)で書く。ローマ字で書くことが難しい児童には、HLTがサポートする。(※個人的にはカタカナや平仮名でも良いと思います。)時間があれば、児童に自分の好きな物のイラストも描かせる。

※HLTは、後にこの名刺カードを使って交換ゲームをする事を伝えておく。

言語活動を成功させるポイント!

  • 英語の音に慣れ親しむことから。
  • HLTも英語を楽しく発話する。
  • 児童のレベル差を上手くフォローする。

小学3年生から初めて英語の音に触れる子供達です。普段、日本語の中での活動となります。簡単な表現や語彙でも、何度も聴かせたり発話させたりしましょう英語独特のイントネーションや発音に慣れ親しませて、楽しく英語の音に慣れることから進めていきましょう。ALTが話している事やCDを聴かせたりするだけではなく、HLTも簡単なフレーズでも楽しく外国語(英語)を話して、クラスの雰囲気を盛り上げると良いと思います

そして、同じクラスには、すでに英会話教室などで英語に慣れている子供たち初めて英語に触れる子供たちとで差が出てくるかもしれませんその時は、慣れている子供達にはALTが、そうでない子供達にはHLTがフォローするなど、事前に役割分担を決めておくと良いと思います




HLT・英会話講師・保護者のポイント

HLT・・英語が苦手な先生も自分が楽しく発話できるように、普段から意識してCDを聴いたりして発話しましょう日本語の口の筋肉の動かし方とは異なりますより綺麗な発音を出すのにも日頃から英語を口にする時間と日々の継続した積み重ねが大事です毎日CDを聴きながら発話するなど、今から始めておく必要があります。

英会話講師・・4月、新年度が始まって気持ちが引き締まるのは、生徒も同じです。この単元が教室での既習内容だったり、ちょうど教室と同じ内容かもしれません教室に来た生徒と英語で挨拶すると、より自信がついた様子がみれるかもしれませんね。しっかり褒めて迎えてあげましょう




保護者・・英語の授業が始まるけど、うちの子は大丈夫?と不安に思う方もいるかと思います。小学校外国語活動では、英語に慣れ親しむところから始まります。いきなり読み書きから学ぶわけではありません。ですが、お家で一緒に外国語活動の話をしてみると良いと思います。習った事や覚えた事、しっかり褒めてあげましょう大好きな家族の方に褒めてもらえると、達成感や充実感はより得られると思います。その積み重ねが自信とつながり、英語を楽しみ学ぶ意欲にも変わります。是非、親子で取り組んでいきましょう!

英語を楽しもう♫ Let’s Try1#1のまとめ

英語が苦手な先生が感じるように、子供達も初めて学ぶ外国語(英語)はドキドキすると思います。文部科学省の年間指導計画例(案)にも単元目標はありますが、何より、先生がしっかり生徒と向き合える事が大事だと思います。先生が笑顔で、”Good!”と言ってくれるだけでも緊張がほぐれると思います。生徒が楽しめる為にも、先生が楽しめると良いですね!